4657 春一番

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春一番今日の東京は、かなり5月上旬並みの20度を超える暖かさとなり、春一番も吹いたらしい。

「春一番」という言葉を聞くと、ファンではないし、現役時代はよく知らないけど、キャンディーズの、♪春一番が~と始まるを思い出す。

もっとも、この曲のタイトルは「微笑がえし」であって、「春一番」ではない。

「春一番」は、♪雪が溶けて川になって 流れていきます…なのだけど、よくごちゃごちゃになる。

以前から言っているとおり、四季のうち、春はあまり好きではないのだけど、この時期にリリースされた、いわゆる”アイドルソング”や、今で言うところの”J-POP”は、なんだかとても心地よかったのを思い出す。

キャンディーズから時代は下って、1980年代。

毎年2月の上旬までに、化粧品の春のキャンペーンソング(タイアップソング)として、数多くの新曲がリリースされていた。

この年代…僕は、多感な?中学や高校生時代。

自分とは縁のない化粧品だし、昔からアイドルなどには、あまり興味はなかったのだけど、CMで流れる曲は、妙に印象に残っていた。

断片的に覚えているタイトルや歌詞を手掛かりに、片っ端から検索してみた。

1983年 う、ふ、ふ、ふ、/epo

1984年 くちびるヌード /高見知佳

1986年 くちびるNetwork /岡田有希子

1986年 春咲小紅/矢野顕子

1986年 色・ホワイトブレンド /中山美穂

1988年 吐息でネット/南野陽子

まだまだありそう。

次々と、こうした曲が生まれたのは、さまざまな条件が整っていた時代だったからであり、もうこういった状況になることは、考えにくい。

当たり前のように過ごしていたけど、貴重な時代を過ごしてきたのかもしれない…なんて思えてきた。

生きている、ちょうどいま…2016年の春も、将来振り返ったとき、同じように「貴重だった」と思う日が来るのかもしれない。

だとしたら、”今”を大切に生きなきゃ…なんて思ってみたり…。

Posted by ろん