4657 春一番
今日の東京は、かなり5月上旬並みの20度を超える暖かさとなり、春一番も吹いたらしい。
「春一番」という言葉を聞くと、ファンではないし、現役時代はよく知らないけど、キャンディーズの、♪春一番が~と始まる曲を思い出す。
もっとも、この曲のタイトルは「微笑がえし」であって、「春一番」ではない。
「春一番」は、♪雪が溶けて川になって 流れていきます…なのだけど、よくごちゃごちゃになる。
以前から言っているとおり、四季のうち、春はあまり好きではないのだけど、この時期にリリースされた、いわゆる”アイドルソング”や、今で言うところの”J-POP”は、なんだかとても心地よかったのを思い出す。
キャンディーズから時代は下って、1980年代。
毎年2月の上旬までに、化粧品の春のキャンペーンソング(タイアップソング)として、数多くの新曲がリリースされていた。
この年代…僕は、多感な?中学や高校生時代。
自分とは縁のない化粧品だし、昔からアイドルなどには、あまり興味はなかったのだけど、CMで流れる曲は、妙に印象に残っていた。
断片的に覚えているタイトルや歌詞を手掛かりに、片っ端から検索してみた。
1983年 う、ふ、ふ、ふ、/epo
1984年 くちびるヌード /高見知佳
1986年 くちびるNetwork /岡田有希子
1986年 春咲小紅/矢野顕子
https://youtu.be/mIurxuToKgg
1986年 色・ホワイトブレンド /中山美穂
https://youtu.be/9j9ZpGOyvXw
1988年 吐息でネット/南野陽子
https://youtu.be/feUig1NUvUo
まだまだありそう。
次々と、こうした曲が生まれたのは、さまざまな条件が整っていた時代だったからであり、もうこういった状況になることは、考えにくい。
当たり前のように過ごしていたけど、貴重な時代を過ごしてきたのかもしれない…なんて思えてきた。
生きている、ちょうどいま…2016年の春も、将来振り返ったとき、同じように「貴重だった」と思う日が来るのかもしれない。
だとしたら、”今”を大切に生きなきゃ…なんて思ってみたり…。