4270 この広告は終わりの始まりなのか?
最近、地下鉄に乗るときに、ちょっと気になった広告があった。
遠目には何の広告だかわからなかったのだけど、おなじみの親指のロゴ?と、“ともだち”の文字を見て、「あぁ…」となった。
なぜ、Facebookが駅貼りの広告を出しているんだろう?
SNSは、そもそも人と人とのつながりをサポートするもので、Facebookは、その代表的な存在のひとつだ。
人とつながりたいと思う人は、とうの昔に始めているだろうし、別につながりたくないと思う人は、見向きもしないだろう。
そうなると、この広告の意味ってなんだろう?と思ってしまう。
これまで、利用者数は右肩上がりだったことは間違いないが、ときどき、その数は頭打ちか、減少し始めるのではないかという声がささやかれている。
そこへ来て、この広告。
どんなサービスだって、際限なく拡大するということはあり得ないわけで、どこかで必ず曲がり角はやってくる。
収束していくことだってじゅうぶんありうる。
もしかすると、このFacebookの広告は、“終わりの始まり”なのかも…なんて、醒めた目で見てしまった。