[社会の窓]コンテナ列車
これまで鉄道関係のイベントはあちこちに行ったが、貨物鉄道は昨日初めて行った。
とは言うものの、実際のイベント内容は、一般の旅客鉄道とは大して変わらず、正直それほどおもしろいものではなかった。
かといって、行ったこと自体つまらなかったか?というとそうではなく、訪れたからこそ知ることもある。
広大な貨物駅におびただしい数のコンテナにビックリ…。
役目を終えた巨大なセメントサイロに圧倒…。
出発直前の長大なコンテナ列車の迫力…。
貨物駅の、主役とも言えるコンテナ列車は、最長20両編成で400mもある。さらに電気機関車を加えれば、東海道新幹線より長いのだ。
でも、今回のイベントではこうした迫力には、これらにはあまり触れることはできなかった。
気軽に参加できるイベントにするのも、もちろん大事ではある。
でも、せっかくふだん足を踏み入れるのが難しい場所にたくさんの人を集めているのだから、もう少し、実際の活躍を間近に見られるような展示の工夫をしたらいいのに…。
帰りがけ、道路から見えたイベントの展示対象になっていない、施設や列車、コンテナなどを見ながら思った。