4085 さようならWindows XP

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この画面、久しぶりに見た2014年4月8日(日本時間9日)、Windows XP のサポートが切れる。

リリースされたのは2001年11月だが、自分の個人のパソコンで使い始めたのは、そのちょうど一年後の2002年11月だった。

当時を思い出すと、速い処理速度だとか、電池長持ちに感動したようだ。

OSに由来する使い勝手については、従来のOSとあまり変わらなかったので、正直、これといった印象はない。

逆に言えば、手こずったという感覚があまりなく、非常に安定した動作をしていたので、Windows XPは、とても使いやすいOSという印象だ。

だから、その後、Windows Vista、Windwos 7、Windows 8 と新しいOSが登場しても、入れ替えようとは思わなかったし、サポートが切れるということがなければ、引き続き、Windows XPを使い続けたはずだ。

その感覚は、世の中も同じだったようで、なかなか後継のOSに切り替わることなく、いつまでもWindows XP が使われ続けることになった。

振り返って考えてみると、かつて、MS-DOS、Windwos 3.1、Windows 95、Windows 98 とOSがバージョンアップすると、何かしら便利になったり、快適になったり、改善が必ず実感してきた。

“良くなる”と思ったから、"自主的に"バージョンアップしてきたわけで、サポートが切れるとか、セキュリティ上の問題といたことによる強制的な今回の移行と、これまでとは決定的に異なるのだ。

一方、使いやすいものが使われ続けるというのは、決して悪いことではないけれど、そうなると新しいものは売れなくなる。それは、経済活動の面から見れば、停滞を意味するわけで…。

別に僕が心配することではないけど…、

これまで、一番長く使ってきたOSだった。

お世話になりました。さようなら、Windows XP。

Posted by ろん