3496 荒川区あたりを歩く
今日は、久しぶりに、駅からハイキングで歩く。
スタートは、日暮里駅。
スタート地点で、“青空市?”みたいなのをやっていて、そこで、おまんじゅうを買って歩き始めた。
日暮里舎人ライナーの日暮里駅は、ずいぶん高いところにある。
京成線の下り線路も上り線の上にできたので、日暮里が立体的な街になった気がする。
地平を走る常磐線の上を、京成線の高架橋があるので、日暮里舎人ライナーは、その上に高架橋を作らざるを得なかったのだ。
日暮里舎人ライナーの西日暮里駅は、JR山手線・京浜東北線の西日暮里駅から離れている。
なんで同じ駅名なのだろうと思ったら、地下鉄千代田線の西日暮里駅の出入口は近かったので、問題ないのだろう。
さらに進んでいく。
田端貨物線の踏切を渡って、東北線と東北回送線の線路に沿って歩く。
付近は、ごくごくふつうの住宅地。
でも、ときおり、機関車の短い警笛が響いて、車両基地が近いことを伺わせる。
住宅街を歩いていると、よく見掛けるのが、ペットボトルに入れた猫避け。
実は、まったく効果がないらしいのだけど、一度定着してしまうと、なかなかなくならないものだ。
さらに歩いて…
駅からハイキング参加者は、入園料が無料ということだったので、久しぶりに入ってみた。
風は強かったものの、いい天気だったこともあって、たくさんのお客さんで賑わっていた。
アトラクションや小さな動物園は、こぢんまりとしたもので、小さい子供向けに作られている。
ミニSLの踏切は、本物のように遮断棒が降りてくるときは、カンカンという警報音の音量が大きく、遮断棒が降りきると警報音が小さくなる芸の細かさ。
芸の細かさ…といえば、気になった遊具があった。
それは、遊園地やゲームセンターのどこにでもありそうな、電車をもした遊具だった。
ふつうはデフォルメした“電車風”の乗り物で、電車に見えるような作りだが、あらかわ遊園で見たのは、そんなものではなく、妙にリアルに作り込まれた埼京線色の205系電車だった。
ちょっと縦長ではあるもののよくできている。
小さな子供たちにも人気だったのは、きっとリアルだったからというのもある…気がする。
せっかく?なので、観覧車に乗ってみることにした。
おとなひとり200円。
風が強かったために揺れる。スカイツリーもよく見えた。
園内には、都電荒川線で働いていた6000形電車が展示されている。
入園しなくても、園外からも見られるが、フェンス越しになるので、しっかり見学したかったら、入園しなければならないようになっている。
また、下町都電ミニ資料館という都電と鉄道模型の展示を行う施設もできて、鉄道に関する見どころが増えつつあるみたい。
あらかわ遊園をあとに、コースを進んでいく。
尾久の原公園というところに来た。
かつて工場だったとは思えないような雰囲気。
工場になる前の湿地を再現しているという。
駅からハイキングに参加すると、割引などの特典があるが、こちらでは、いっさいなく、通常通り、ひとり500円の入館料が必要となった。
世界でも類を見ないぬりえ専門の美術館という。
詳しくは別途紹介したい。
このあとは、できるだけまっすぐ、田端駅に向かう。
今日は10kmくらい歩いて、ちょっとくたびれてしまった。