3495 「サンキュー」と言うきっかけ
“ありがとう”の意を表すのに「ありがとう」ではなく、
「サンキュー」
…と言う人は、少なくない…っていうより、けっこういる。
もちろん、なんの問題もないのだけど、ふと、
「僕は一度も使ったことのない言葉だ」
と思った。
日本人で、「ありがとう」という言葉を覚える前に「サンキュー」と言うはずはなく、小さいころは「ありがとう」と言っていたはずだ。
それが、どこかのタイミングで、「サンキュー」と変わった瞬間があるはずで、これはいったいどういう瞬間なのだろう?と疑問に思った。
同じような例で、両親のことを、パパとかママといった言い方から、「お父さん」「オヤジ」「お母さん」「オフクロ」といったふうに変わるときも、何らかのきっかけがあるはず。
僕の場合、“ありがとう”は「ありがとう」だし、“両親”は「お父さん」「お母さん」で、最初から今まで、変わらなかったので、きっかけがよくわからない。
実際、自分の中で特に理由もなく、いきなり「サンキュー」とか「オフクロ」なんて言うなんて、恥ずかしくてしょうがない。
この話には特にオチはないので、今日の記事はこれでおしまいなのだけど、ここ数日、妙に気になっている。