2923 ハイパーメディアクリエイター
僕の限られた記憶の中では、ものすごい活躍していたというほどでもない女優と、やはり僕の限られた記憶の中では、これまで聞いたことのない“ハイパーメディアクリエイター”の男性の名前が、最近、芸能ニュースを賑わしている。
その男性について、インターネットで検索してみる限りでは、決して評判はよろしくない。また経歴についても問題ありとの記述も見られる。
一方的ではなく、本人のコメントを見てみようと、もともと特に興味もなかったのだが、最近の彼のブログ(" target="_blank">4月29日付、4月30日付)を見てみた。
当然ながら、最近の報道についても書かれていた。
相当、戸惑っている様子がうかがえた一方で、ネット上でバッシングされるような人物にも思えなかった。
インターネットでは、やたら“ハイパーメディアクリエイター”という肩書きにツッコミを入れるケースが散見された。で、そもそも、このハイパーメディアクリエイターという言葉の由来を調べてみると、こちらの記事によれば、
同氏は「20年前はコンピュータが普及していなくて、テレビ作っている人はテレビディレクター、映画作る人は映画監督、広告作る人はクリエイティブディレクターと言われていたけど、僕は全部やりたい、と思っていました」とまずは語った。
テレビや映画の垣根を越えた作り手だから…らしい。
この肩書きの由来をちゃんと知れば、「なるほど」と思うところもある。でも、どうにも理解されていない。理解されていないということが、うさんくさいと言われてしまう理由…と言ったら、言い過ぎか?
それを知ってか知らずか、Wikipediaによれば、最近は“映像作家/DJ”という肩書きで通しているようだ。早くからそうすれば良かったのに。
ここでこんな取り上げ方をしておいて言うのもなんだが、プライベートのことなんだから、マスコミもそっとしておいてあげればいいのに…。