2665 Yokoso Japan

日常生活

道を聞かれるのは、慣れっ子になったが、最近は見知らぬ外国人に聞かれるようになった。

相手が日本人である場合と比べて、かなり緊張する。まず、何を知りたいのか、何を言っているのかを理解するところが、結構大変。想像力も働かせる必要もある。

今回道を聞いてきたのは、アジア系のカップルだった。片言の英語で何か言ったあと、

「KINSA?」

キンサ?あー銀座ね。

今回も新橋駅前

ここは、例によって新橋駅前。

以前聞かれたときは、銀座の外れにある博品館だったので、一緒に歩いて連れていったが、今回はさすがにそれは、ちょっと大変だ。

でもまぁ、歩いても行けなくない。「10minutes?」と聞かれたが、うーん、彼らの言う銀座がどこかにもよるな。銀座の中心、4丁目だったら、10分じゃ無理か?…と、いろいろ考えていると、

「far?」

と言うから「20minutes」と答える。

どうしようと、ちょっと考えてしまったが、なんてことはない、銀座線で行けばいいんだ。地下鉄で1駅だけど、まぁいいだろう。

相変わらず適切な言葉が出てこないから「come here」なんて言いながら、地下鉄銀座線の改札口まで連れて行くことにする。

伝わるかどうかわからないけど、「where from?」と聞いてみたら、何か答えてくれたが、よくわからなかった。すると、手で何かを飲む仕草をしながら、「China
Tsingtao」と言われて「あ、ビールのことか」…と、ようやく「青島(チンタオ)」だとわかった。

すぐに、券売機のところに着いた。路線図の前に立って、いまいる場所(駅)と、目的地の銀座駅を指差す。相手も、ちゃんと理解できたようだ。

大した会話らしい会話もしてないけど、意志が通じるというのは、なんだか嬉しい。
道を尋ねた中国人カップルにしても、悪い気はしないだろう。僕も海外で親切にされると、いつまでもいい想い出として残るし、それだけでもその国に対する印象は変わってくる。Yokoso Japan…ってことで、せっかく来てくれた外国人をもてなそう。

せっかくだから、もうちょっと会話できるように、簡単な文例集を用意してみようかな。

Posted by ろん