2323 書店の売上げ

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読んだ本を紹介する「龍的書店」は、感想だけではなく本の表紙も合わせて紹介している。この表紙写真はamazonのアソシエイトプログラム(アフィリエイト)というサービスを利用している。

アフィリエイトとは、ショッピングサイト(この場合はamazon)へリンクを張り、そのリンクをたどって商品(この場合は本など)を買うと、報酬が支払われる仕組みのことだ。

他の人のサイトについて、とやかく言う筋合いはないのだが、インターネットの世界では、わざわざ積極的に広告をつけている個人サイトが少なくないのは、僕の目から見ると、ちょっと奇異に感じる。

無料ホームページサービスを使うため強制的に広告が出てしまうのならば仕方がないが、わざわざ個人のサイトを見に来てくれている人に対して、広告を見せて金儲けをしようなんて、なんだか失礼な感じがする。さらに、自分のサイトより広告の方が魅力的な内容だとすれば、リンクをたどって広告を見に行ってしまったら、何のために個人のサイトを運営してるのかわからなくなってくるような気がするのだ。

そういうスタンスなので、決して僕のサイトでは広告は載せない。

でも、amazonのアソシエイトプログラムに参加することで、本の表紙写真を簡単に付けられるため、龍的書店では、例外的に“広告”を表示している。

広告収入を得るつもりが全くないので、リンクをたどって商品を買った人がどれくらいいるのか、いままで気にしたことなど一度もなかった。まさか龍的書店を見て、本を買う人なんているわけがないと思ったからだ。

しかし、先日ふとしたことで、どのくらい購入されたのかを確認できる「レポート」を見てみた。この機能では、自分のページを通じてどんな本が購入されたのかとか、その報酬額とかが表示されるようになっている。(もちろん「誰が」買ったなどという個人情報につながるようなことまではわからない)

クリック数 1576
注文された商品 17
発送済み商品の売上 ¥22,640
紹介料(報酬) ¥766

…と、知らない間に17冊も本が売れていたのだ。
まぁ5年以上かかっているから、本気でアフィリエイトをやっている人からすれば、取るに足らない数字かもしれない。けれど、まったく意識していないでも、こうして売り上げがあるのだから、インターネットの世界というのは、僕の思っている以上に、知らないところで動きがあるもののようだ。

自分の運営しているサイトで起きていたことだけにビックリするできごとだった。

ちなみに…。

紹介料は1500円以上になって、ようやくamazonで使えるギフト券と交換できるようになる。今のままのペースでいくと、あと5年はかかるわけだが…

Posted by ろん