1803 頑張って

定点観察

外出先にて
結局、今朝までに雪はやんで雨に変わったせいか、都心はシャーベット状の雪が残っていた。夕方からは外出。日中は4月なみの陽気になるという予報は外れて、一日中寒かった。

 「頑張って」という励ましは、あまり使わない方がいいと聞いたことがある。確かに頑張りたくても頑張れないような状況であったり、精神的に追いつめられているような状況下では、かえって逆効果だということはよくわかる。社交辞令的な“頑張って”という言葉だったら、むしろ反発する気持ちすら生まれて当然だろう。

 でも相手のことを思う気持ちから生まれる「頑張って」という言葉は、きっと伝わると思う…というか、そう信じたい。そういう「頑張って」だったら、本当に頑張れそうな気がする。

 もちろん、言葉にはいろいろあるんだから、他にも言い方ってもんがあるだろう…とう主張もあるかもしれない。確かに相手の状況や思いやる気持ちがあれば「頑張って」以外の言葉が出てきても不思議ではない。そうした言葉が思いつかないということは、それだけの関係なのかもしれないし、逆に言葉をも超越してる関係なのかもしれない。見方を変えれば、そうした言葉から相手の自分に対する気持ちを読み取ることもできてしまう。

 もっとも、いくら相手を思う気持ちからであったしても、むしろ本人にしてみたら声すらも掛けられたくなくて「そっとしておいてくれ!」ということだってあるはず。このあたりのさじ加減は、なかなか難しい。本人からしてみたら、余計なお世話という部分もあるかもしれないが、僕だってちょっと悩む。

 こんなこと考えても何の役に立つんだろう…考え始めたら深みにはまってきたかも。なんか変なこと書いてしまってる気もする。

Posted by ろん