1726 ちょっと台湾!?へ…

定点観察

 今日は久しぶりに実家のある川越に帰った。
 たまたま通り抜けた、蔵造りの建物が並ぶ商店街には、大勢の観光客の姿が見えた。川越は古くから観光地ではあったけれど、これほどのたくさんの人たちが押し寄せるような街ではなかっただけに、びっくりした。でも、また久しぶりに歩いてみたくなった。

確かに打ちっぱなしってすごい言葉…
確かに打ちっぱなしってすごい言葉…

 これまた久しぶりにゴルフの打ちっぱなしに行ってきた。
かつては、父に連れられてクラブ何度も振り回していはいるものの、いつもは、ボールに当てるのが精一杯といった感じだったのに、今日はなぜか思ったより上手に打てた。もう数年ぶりくらい、久しぶりなのに、なんだか不思議。おじゃこは今日が初めてだったのだが、とても楽しかった様子。

 ゴルフ練習場をあとにして、近くの怪しい?お寺に行ってみることにした。
 住宅や林の中に忽然と現した中国風のお寺の存在感は、かなりのものだ。このお寺は、もうずいぶん以前からあって、これまでも来たことがあったのだけれど、係の人から話を聞けたのは初めてだった。

聖天宮天門
聖天宮天門
まるで台湾のお寺にいるよう
まるで台湾のお寺にいるよう

 話によると、大病を患ったある台湾の人が日本で無事完治したことを感謝するため、この地にお寺を造るように…と神のお告げがあったのだそうだ。なぜこの地なのかはよくわからないけど、神のお告げなのだから仕方がない。もともとは近くに駅もないし、道路すらまともになかったところに、台湾から一流の宮大工を呼び寄せ、完成までに約15年の歳月を掛かっているとのこと。その間に、近く(と言っても2km以上離れてるけど)駅ができて、お寺の目の前に2車線道路も通ったのも、何かのおぼし召しではないかみたいなことを係の人は言っていた。
 屋根の上にのっている龍は、ガラス細工になっていて、いつまでも色あせないし、晴れていればキラキラと輝いてとてもきれいなのだそうだ。

 さまざまな絵や彫刻が施された内部にいると、まるで台湾のお寺にいるような錯覚すら覚える。(正直言えば、行ったことないからわからないけどね)

 台湾でも珍しいくらいの立派なお寺だけれど、お賽銭やこころざし以外に入場料などの必要はないのはありがたい。このお寺ができた背景のせいかもしれない。

 帰りがけに入口の門番のおじさんから、パンフレットをもらった。ホームページのサイトもあったことを知る。このお寺の名前が、聖天宮ということをいまさら知った。

Posted by ろん