1468　雪

2005年3月4日（金曜日）定点観察

　(山下達郎風に…)雨は夜更け過ぎに雪へと変わった…らしく、今朝は雪が積もっていた。昨日からのニュースでは、かなり降るようなことを伝えていたが、自分としては思ったより大したことないような気がした。それでも転倒したり、交通機関への影響はあったみたいだけれど。

　雪が日常生活に悪影響を及ぼすかもしれないという一方で、いつもの景色が雪によって全く違った表情を見せてくれるという楽しみもある。雪が降るというワクワク感は、平凡な毎日の中に非日常空間を持ち込んでくれるというところから来ているのかもしれない。

　雪は昼過ぎくらいまでにはやんで、夕方には雲の間から太陽が顔を出すくらい天候が回復したが、結局夜まで寒い一日だった。帰宅途中の駐輪場で、いつもの管理人のおじいさんが声を掛けてきた。朝挨拶するくらいで、話をするのははじめてだった。聞けば、40年間もタクシーの運転手をしてきたのだという。昔はよく新橋も走った…とのこと。当たり前なんだけど、いろいろな人生がある。