1413 餅の焼き具合と焼き方

定点観察

今年もよろしくお願いします。今年は3日から始めます。◆お正月はお餅と相場が決まっている。現代社会では別にこだわる理由はないはずだけれど、なぜかお餅が食べたくなる。かつては炎が直接見える(開放式と言うらしい)石油ストーブの上で直接焼いたものだけれど、石油ファンヒーターに変わってしまった今、焼く手段として候補に挙がるのは、電子レンジ、トースター、魚焼き用グリル、ガスレンジに網を乗せるのいずれかとなる。固いままガスレンジの上で焼くと時間が掛かったり表面だけ焼けてしまったりとあまりうまくいかなかった。電子レンジを使うとすぐに柔らかくなるが、肝心の焦げ目が付かない。トースターも魚焼き用のグリルもいまいちだった。いろいろ試した結果、自分としては、電子レンジとガスレンジの組み合わせが一番良いように思う。お餅が軽く焦げ目が付いているに限る。これが一番美味しい。そういうわけで、いつものように電子レンジで柔らかくしてから、ガスレンジの上の網に餅を乗せる。いつも思うのだが、条件がほとんど変わらない複数の餅の焼け具合が、かなり変わってくるのがとても不思議。となりの餅はまだまだ焼けてないのに、すぐ隣のは焼けるのにあわせて、ぷくーっとふくれていく。レンジの炎がほとんど同じように当たっているのにもかかわらず。結果が違うのだからちゃんと微妙な条件の違いがあるのだろうけどもどうしても見つからない。そんな軽い悩みを抱えつつ、今日もお餅を食す。(2005.1.3)

Posted by ろん