1071 結果への過程

定点観察

仕事の成果や結果というものは、最終的に答えが出ているわけだから、それに対する評価はそう難しいものではない。しかし、そこに至る「過程」というものは、完全に窺い知るということは、そう容易くないために、評価は難しくなってくるはず。どんなに頑張ったとしても、結果が出なければ、その頑張りは無駄に終わることだって往々にしてある。仮にその頑張りを周囲が見守っていたとしても、成果が出せなければ、結果として残るのは同情だけということだってあり得る。逆に、頑張らなくても周囲が認めるような成果を上げたとしたら…。まぁ、周囲はそれなりに評価するだろうし、当人も嬉しいかも知れない。でも、頑張っていないことは本人だけが知っているわけで、それ嬉しさも半減するかも知れない。さらに、本人の頑張りというものと、周囲が認めるような頑張りというものの尺度は違うだろうから、場合によっては最後まで満足できないってこともあるかも知れない。要するに、自分が結果に対してどう考えるかだけの問題なんだろうけど。簡単に尺度が決められないことを計るというのは、本当に難しい。これらの事例は、別に自分自身のことを書いたんじゃないよ。念のため。

Posted by ろん