920 もんじゃ屋形船

定点観察

今日は、会社の打ち上げ。

いつもの飲み会とちょっと違うのは、屋形船、しかも、メインがもんじゃ焼きということだった。以前、別の部署にいたときは、てんぷらが出てくる屋形船に乗ったことがあるので、今回で2回目になる。

このもんじゃ屋形船、一週間くらい前までには、どんどん予約が埋まってしまうほどの人気で、対応もトノサマ。まさにトノサマ的な商売である。

月島駅前に集合は、19時30分厳守と、屋形船の"トノサマ"は言う。その時間を過ぎると、「置いていく」という言葉は、とかく時間に遅れがちな人たちには、かなりインパクトがある。
 船が出るのが20時ということなのに、その30分前に集合というのは、なんでだろう?と思っていたら、集合場所から屋形船の乗船場所まで、商店街を通り抜けて、かなりの距離を歩かされる。まるで商店街ツアーのようだ。同乗する客で長い行列になっている。途中の商店街のもんじゃ焼き屋で、脱落しないのは、あらかじめ前金で支払っているためだ。

なんとか船に着いて乗り込む。そう大きな船ではないけど、意外に多くの人を乗せることができるみたい。船が動き出しても、すぐにもんじゃ焼き始まるわけではなく、船が停船するまで火が使えないとのことで、移動中は船の中が暗くなり、しばし飲み放題のみとなる。先日の水上バスルートだ。船内を流れる曲は、なぜかサザンのナンバー。レインボーブリッジ付近では、ちょっと波も高く船も揺れた。これも水上バスと同じ。

十数分程度でお台場に到着、やっともんじゃ焼きにありつける。船内も明るくなって、船の係りの人が、つぎつぎともんじゃの具を持ってくる。メガホンで、焼き方の指示をしてくれるが、あまりに不器用だと、船の人がやってくれるのでありがたい。ちょうど僕の着いたところに同席してくれた人が経験者だったので、とてもおいしく食べられた。焼き方は、まさに大胆かつ繊細にという感じで、火の加減も大事。

ひととおり屋形船のおすすめメニューが3品ほど出たところで、食べ放題タイムとなる。すでにうちの部署からは、酔っ払いが出現し、同乗したご近所の皆様にはご迷惑をおかけしたかもしれない・・・申し訳ないです。食べ放題といっても、お台場に停泊している時間内に食べなければならないので、おのずと量が決まってくる。もんじゃは、おすすめで食べたので、豚キムチチャーハンと焼きそばを頼んだ。

最後にデザートとして注文したのが、・・・名前忘れた。写真のとおりの代物で、ホイップクリームとイチゴとコーンフレークから構成されていて、最初はぎょっとしたが、考えてみれば生地がコーンフレークの焼き菓子のようなものだ。最初想像していたよりおいしかった。

二時間というものはあっという間。お台場をあとにして、帰路へ。なぜか出発したところと違う、勝鬨橋に近いところで下船。帰りの最寄駅は、勝どき。

約5000円は、決して安くはないけど、たまにはこんな打ち上げも楽しいものだ。

Posted by ろん