679 ローンCM考

芸能・メディア・広告

銀行系個人ローンのテレビCMや広告が目につく。これまで個人ローンと言えば、いわゆる消費者金融と相場は決まっていたものだが、規制緩和のためか?銀行系は、従来の消費者金融と比べてかなり「どぎつい」感じがするのは気のせいだろうか?銀行系は直接お金を借りたいと思わせるシーンを登場させ、なんとか借りてもらおうと必死な感じを受ける。たとえば東京三菱銀行の「キャッシュワン」は、海外旅行は高いなぁと躊躇する彼に、彼女が、たまには「ババンと!」と、お金を借りることを提案してしまう。一方、「ご利用は計画的に」という言葉に代表されるように消費者金融系は、むしろ安易に借りないよう訴えているようにすら感じる。究極的なのは、「レイク」のテレビCMで海外旅行やパソコンでお金が必要なシーンになっても、直後に実はへそくりがあったり、福引きでパソコンが当たったりと、結局レイクの出る幕がないというオチ。個人ローンでは、新規参入の銀行系に負けないという余裕の表れかな?