512 ユンケル

定点観察

昨日、何がきっかけだったのかよく分からないけど、栄養ドリンクの話題になった。ユンケルで4,000円くらいのがあるというので、インターネットで調べてみた。もちろんサトウ製薬のサイトで。検索してみると、ユンケルと名の付く製品は37件もあり、順々にその値段を調べてみる。おなじみ「ユンケル黄帝液」は840円(税込)。結構な値段するんだね。◆で、さらに調べてみる「ユンケルファンティ」(ファンティとは中国語で黄帝という意)が、1本3,059円(税込)だった。16種類の生薬と各種ビタミンを配合した栄養ドリンクで、50ml。対象としては、「『すぐに勝負したい方』『疲れがたまってとれない方』におすすめします。」とあり、即効性がありそうだ。この「すぐに勝負がしたい」という言葉が興味深い。◆そして、ついに発見、「ユンケルスター」、説明によると、「18種類の植物性生薬と4種類の動物性生薬に各種ビタミンを配合したユンケル」「疲れが続き、なかなかぬけない人の滋養強壮におすすめ」とある。値段は、なんと1本 4,078円(税込)!◆入ってるものはともかく、この金額を一気に(じゃなくてもいいけど)、飲み干してしまうという心理的効果の方が大きいのではないか?(かえって逆効果にもなりそうだけど)◆子供用には「ユンケルジュニア」なんてものもある。フルーツ味で飲みやすく、カフェインが入っていないとのこと。なんだかなぁ。疲れやすいっていう今どきの子供向けってことか?今から思えば、子供の頃は、ほんとに疲れなかった。確かに疲れたなぁと思うときはあったけど、次の日には明らかに抜けていた。栄養ドリンクなんてまったく無縁な世界だったはずなんだけど。企業が需要を創出したのか?それとも、本当に必要になってしまったのか?

Posted by ろん