273 花火大会

定点観察


もちろん、花火は
とてもきれいでした

 今年も例によって花火を見に行ってきた。今年は、場所取りに、ちょっと失敗した。
 結果として通路が、花火を見る視界に入ってしまったのだ。花火が打ちあがれば、人通りは減るだろう言う考えは甘い甘い。ひっきりなしに人は歩き回り、立ち止まる。周囲は暗くなり、あとからやってきた、どこで見ていいかわからない見物客は、とりあえず通路に流入してしまう。打ち上がる花火に気を取られれば、立ち止まり、背後の座ってみている見物客の存在を忘れてしまうのだ。次回は気をつけよう。


 どんなことがあっても、人が通る通路は、視界の後ろ、背中を通すべきだった… わずかに見える地面が、問題の通路(上写真)

 大会も終わりかけた頃、花火に似た雷鳴が聞こえ始めたかと思うと、大雨が降り出し、大慌てで会場を去ろうとするが、同じような人々で帰り道はあふれ、さらに電車も雨の影響で、遅れてしまい、それはそれは大変な夜になってしまったのだった…

Posted by ろん