8072 第11回 菊池ビエンナーレ

博物館・展覧会,芸術・デザイン

陶芸の振興を目的に、隔年開催している陶芸の公募展「菊池ビエンナーレ」の第11回目の作品展鑑賞のために、菊池寛実記念智美術館へ。

「菊池ビエンナーレ」は、応募資格や制作内容に制限を設けずに募集していて、今回は過去最多となる452点があったそうで、そこから審査を経て、受賞作品5てんを含む入選46点を選出したという。

気になった作品をいくつか取り上げる。

まずは大賞から。

智美術館へ
智美術館へ
「菊池ビエンナーレ」
「菊池ビエンナーレ」

中根楽《境界の思考》
本人の解説によれば、「境界をテーマ」に制作したそう。
日本人の器に対する意識の高さや感性の鋭さから、器でないものを器に見立てて使う文化に関心を持つに至る。実際に用途はないのに見る者の意識の中でその意味を帯びていく…ちょっと難しいが、言わんとしていることはわかる気がした。
で、実際どのあたりが”境界”なのだろう…と作品をいろいろ見てみる。

中根楽《境界の思考》
中根楽《境界の思考》
どのあたりが境界なのだろう
どのあたりが境界なのだろう
エレーナ・ヤキムシュキナ《Between Stone and Light》
エレーナ・ヤキムシュキナ《Between Stone and from this source Light》

エレーナ・ヤキムシュキナ《Between Stone and Light》
直訳すれば「石と光の間」ということになるが、見たままの印象で言えば、、”エノキ”!?ということになる。左側は赤いが、やっぱり形はエノキだ。作品の解説が欲しいところだけど、それがないので、”エノキ”ということにしておこう。

坂爪 康太郎 《Poppo》
坂爪 康太郎 《Poppo》

坂爪 康太郎《Poppo》
パッと見た目は、なんだかさっぱりわからなかったが、タイトルを見て、これはもしかして…ポッポ?ということで、ハト?そうやってあらためて作品を見てみると、もう鳩にしか見えない!…正解はさっぱりわからないけど、そういうことにしておこう。

森川裕也《楽園》
森川裕也《楽園》

森川裕也《楽園》
一瞬なんだかわからないが、よく見ると、何機もの戦闘機らしき飛行機があったり、動物の象がいたりする。なにか類推できそうな気がしていろいろ考えたが、よくわからない。こういうとき、検索して手がかりが掴めそうなこともあるが、インスタグラムからのリンク以外ヒットせず…断念。

川瀬理央《刻》
川瀬理央《刻》

川瀬理央《刻》
造形は、サンゴを思わせる。サンゴはその成長にものすごく時間がかかるイメージ。作品名は、そんな時間の掛かるサンゴに通じるものがある…なんて思ったのだけど、実際のところはどうなんだろう?ちなみにサンゴの種類によって成長速度がまったく異なるということは、これに関連して検索することで知った。

Posted by ろん