3290 モエレ沼公園

芸術・デザイン

札幌市郊外のモエレ沼公園にやってきた。市の中心部から30分くらい。

彫刻家イサム・ノグチの設計によるモエレ沼公園は、もともとゴミの最終処分場だったところを、公園として整備したのだそうだ。

すべてがユニークで、ただの公園なのに、ここにいるだけで、ちょっとした非日常経験ができる感じがする。

こんな施設が、入場無料なのも嬉しい。

ガラスのピラミッドや、標高62mの人工の山、モエレ山など、三角形が印象的。

子供向けの遊具なども、イサム/ノグチがデザインしたそうだ。

とにかく、天気がよかったのは、ありがたい限り。

プレイマウンテンという山には1本の道が通っている。

まるで空に向かう滑走路のような風景。

30mあまりの小高い山だけど、周囲は平地なので、見晴らしはよく、とても高く感じられた。

ただ、風がかなり強くて、帽子が飛ばされそうになった。

プレイマウンテンを下りて振り返ってみると、石でできた階段状の山が、これまた独特の景観を作っていた。

プレイマウンテンという名前の割に、人が少ない。子供の遊び場から離れてるせいかも。

子供よりも、大人の方が楽しめそうだ。

次に向かったのが、モエレ沼公園最高峰のモエレ山。

200段以上の階段を上がると、またものすごい強い風が吹いていたが、身体には心地よかった。

よく見ると、大きく噴水が上がっているのが見えた。

近くまで見に行こうと、上がってきた階段を下り、噴水のところまで行ってみた。

ちょうど着いたところで、噴水が終わっちゃうんじゃないかと恐れていたけど、目の前まで行っても、噴水は続いていた。

しかも、きれいな虹まで見えた。

札幌市内の観光はこれでおしまい。

このあとは旭川に向かう。

Posted by ろん