8044 消えた夕やけだんだん

物思いに耽る(雑感),街歩き

日暮里の名所である「夕やけだんだん」のすぐ脇に巨大なマンションの建設中であるとネットのニュースで知った。

これは実際見てみようと現地に向かった。

日暮里駅を出て、まず気づいたのは、スーツケースを引く外国人の多さだった。

平日の午後でも結構な数の観光客がいる。

日暮里駅
日暮里駅
外国人が多い
外国人が多い

そして、現地に着いて感じたのは、「これはひどい」ということだった。

まだ夕焼けには早い時間なのに、すでに、夕やけだんだんの付近は、建設中のマンションの影になって、薄暗くなっていた。

10年以上前の写真しかなかったが、薄暗さが一目瞭然だ。

薄暗い…
薄暗い…
2012年11月18日
2012年11月18日
無粋だ…
無粋だ…

2棟のマンションが同時に建設されているようで、日暮里駅寄りのほうは、著名な文人墨客を引っ張り出している。もう一方は、建設業者の名前だけで、マンション名を出してないところに、違和感がある。

関係ないのに…
関係ないのに…
築いているのはこころ…だそうだ
築いているのはこころ…だそうだ
日差しをいっぱい浴びてる西側
日差しをいっぱい浴びてる西側

階段の反対側からマンションを見ると、かつて階段を照らしていたはずの日差しを、完璧なまでにマンションが遮っていのがわかる。もはや、階段からは、夕やけなど望むべくもなく、ただ、階段の上から商店街が見える風景…でしかなくなった。

もっとも、この“夕やけだんだん”自体、それほど歴史があるわけでもなく、これが唯一無二の風景でもないことは理解している。

よく見れば、夕やけだんだんの奥にも巨大なマンションが見えるほど、取り立てて風景が美しいところでもない。

かつて”呼ばれた”…みたいになるのか?
かつて”呼ばれた”…みたいになるのか?

それでも、多くの人たちにとって、ここから眺める夕日が綺麗と思っている場所を遮るというのは、ただただ”無粋だ”と思う。経営面から見ても、果たしてこれが”正解”なのだろうか?

Posted by ろん