8036 とても気になる青い管

大森に向かう京浜東北線の車内から、線路に並行して青い管が続いているのを見かけた。これはもしかして…
検索すると、やはり、総武快速横須賀線の東京駅や馬喰町駅付近の総武東京トンネルから続く導水管のようだった。
このトンネルには、海水を含む膨大な量の地下水が湧出していて、その処理のために年間3億円の下水道料金を支払っていたという。
そこで、東京都はJR東日本に対して、東京駅から約10km南にある、立会川に放流することを提案。
この立会川は水質悪化の原因のひとつは水量低下であったから、安定した水の流れがあれば改善できると考えたのだろう。
総武東京トンネルから立会川までの導水管の建設費用30億円は、JR東日本が負担することとされた。
単純計算ではあるが、10年で元が取れると判断されたか、この導水管が建設されたという。
海水を含む地下水なんて、なかなか需要がないだろうが、立会川は海に近く汽水が遡上することもあるようだから、そのまま流しても問題ないのだろう。
部外者でも、これほど見事な問題解決を見ると、すごくスッキリした気分になる。