8023 松山油脂墨田工場 石鹸工場見学
松山油脂と聞いて、自分はまったくピンとこなかったのだが、旅館やホテルなどで使われる石鹸などのアメニティで採用されていると、おじゃこから教えてもらった。
その松山油脂の工場見学が平日にできるということで、先日のボランティアスタッフ活動の代休として、今日は会社を休んで、工場見学をすることになった。
場所は京成押上線の八広駅から歩いて10分ほどのところ。
この工場見学は、1日午前と午後の2回、1回あたり2組6人までとなっていて、今回は自分たちだけだった。
今回ご説明いただいた方によれば、工場見学の案内は、特定の人に決まっているわけではなく分担されているそうだ。
まず、最初に、会社の沿革や石鹸作りの工程などが紹介される。
1908年雑貨商として創業し、石炭商社を経て、終戦の翌年から石鹸づくりを始めたという。
自社ブランドを立ち上げたのが1995年だそうだから、会社の歴史からすればそれほど歴史は古くないように思う。
説明では、かつての東急ハンズやロフトでの取り扱いを機に知名度が上がったといった話もあったが、近年の取り組みについては、あとから検索して見つけたこちらの記事で詳しく紹介されていた。

だんだんとあたりの空気が蒸してくるのを感じる。そこは直径2メートルほどの釜で、まさに石鹸が作られている現場だった。
天然油脂と苛性ソーダを加熱した釜のなかで攪拌しながら反応させる「鹼化」し、これに食塩を加えて「塩析」をすることで不純物が取り除かれる。
これら一連の作業は、実に100時間に渡って行われるのだそう。
これが「釜焚き製法」でつくる「釜焚き石鹸」だ。

続いて、液体石けんを容器に充填する液体充填室へ。この区画に入るためには、靴を履き替えて、いわゆる”コロコロ”で全身のホコリを取り除く必要がある。
ただ、こちらも残念ながら、充填の作業自体はやってなくて、作業の準備をしているところだった。
実際の充填作業は、さらに衛生度の高い区画に仕切られたなかで行われていて、作業員の方は、トランシーバーでやり取りをしていた。
現在、松山油脂は、ここ墨田工場のほか、山梨河口湖工場、そして、徳島県佐那河内村で山神果樹薬草園を運営しているそう。
その、山神果樹薬草園で採れた柑橘類で作ったジュース、石鹸をいただいた。
工場で作業される方が皆、とても自然に挨拶してくれるのがとても気持ちよく、とても興味深く有意義な見学だった。








