8019 展覧会「歌川広景 お笑い江戸名所」

太田記念美術館で開催中の展覧会「歌川広景 お笑い江戸名所」を鑑賞。
本展は、歌川広景(ひろかげ)の作品を紹介する展覧会。
あの歌川広重の門人である歌川広景は、浮世絵の専門家でもほとんど知られていない無名の絵師だそう。
そして、あれ?どこかで観たことがあるような…という風景の多くは、歌川広重や葛飾北斎の名作が元ネタになっていることが多い。
パクリとも言えるが、まぁパロディだろう。
江戸の市井の人々が、転んだり、ひっくり返ったりする姿がこれでもかと登場する。
こうしたハプニングは、時代を超えて注目されるし、笑うポイントは、今も昔も変わらないことがわかる。
ただ、ちょっと気になったのは、やたらと盲目の人が登場するところ。
広景をはじめ当時の人々にとっては、”笑い”の対象であったことがわかる。
現代との価値観の違いを強く印象づけられた。