7555 事件の舞台

社会・政治・事件

五反田の物件
五反田の物件

地面師を描いたドラマが評判になっているという。

これは、ネットで有料配信されているドラマで自分は契約していないので、視聴はできないのは残念だが、実際にドラマを視聴した同僚は、おもしろかったと言っていた。

このドラマは、五反田の廃旅館を舞台に起きた「積水ハウス地面師詐欺事件」が描かれている。

大手住宅メーカーが、実に55億円もの詐欺に遭った事件だが、その経緯や金額の規模など、小説やドラマを超えるような内容に驚いた。

この事件は、実際にどんな場所で起きたのだろう?と、以前から気になっていて現地も訪れたこともある。

ドラマのタイトルにもなっていた”地面師”が暗躍した新橋で起きた事件についてのネット記事が気になった。

舞台は、新橋駅に程近い雑居ビル。

新橋の物件
新橋の物件

この土地の所有者の女性に対して、売却を求めて、多くの不動産会社、地上げ業者、地面師につながるブローカーがやってきたそうだ。

その誘いに乗らず断り続けた女性が、行方不明となり、その間に住所が変更され、ビルの所有者が次々と変更され、最後は遺体となって発見されたという。

もっとも、この件が、どこまで地面師によるものなのか、地上げ不審死とこの土地の売却と関連があるのかどうかも、まったくわからないが、女性の死亡は事件性がないとして処理されたそうだ。

実際にこの土地を見てみたが、まさかここかそんな事件の舞台になったとは思えないような雰囲気だった。

先述の、五反田の物件を見てみると、たしかにここにタワーマンションを建てることができれば、大きな利益になるだろうな…というのはわかる気がした。

しかし、新橋のそこは、まったく違う雰囲気だった。

狭い敷地といい、人気(ひとけ)のない古い雑居ビルからは、地面師が暗躍するなんてとても思えなかった。

よく見かけえるあまりにありふれた”路地裏”で、人知れず事件が起きている怖さを感じた。

Posted by ろん