7638 炎上の真実
以前からときどき、こうした”事実”が話題になることがあるが、インターネットの情報に触れる人は、大前提として知った方がいいことだと思う。
ネットの「炎上」、実際に書き込んでるのはたった0.5%「2万人のうち100人程度」だった…《実証研究》でわかった「炎上」に参加している人たちの「正体」
つまり、炎上とはネット上にごく一部でのできごとでしかないというのだ。
たしかに、いろいろな会議の場などを思い起こせばわかるが、何かしら発言をする人というのは、けっこう限られる。
ごくわずかな人によって炎上が作られているとしたら、こんなのは当然、世論でもなんでもない。
そういった意味では、ネットの情報をそのまま伝える…というより”垂れ流すだけ”の一部マスコミには問題があるとも言える。
ただ、こういうふうに考えることもできる。
0.5%という、ごくごくわずかな意見でしかないのであれば、まったく取り上げないというやり方だって、あながち間違いでもない気もしてくる。
この塩梅が難しいところで、こうなるとマスコミが恣意的に情報を伝えることにもなりかねない。
だから、まずはネットの世論、そして炎上の真実を知った上で、ネットに接する必要があると思う。