5920 気になる大げさ表現
ちょっと前に、「あまりに軽くなった“ロス”」といった表現や、テレビ欄などで多用される「激怒」「号泣」「爆笑」といった表現について取り上げたが、これに近い話で、最近特に気になる言葉がある。
ネットでのこういった見出しだ。
絶賛
賞賛
歓喜
この言葉に加えて“”〜の嵐“といった使われ方もするが、いずれにしても、これらのシーンは、たいてい下らないものばかりであることは、ほぼ100%と言い切ってもいいくらいだ。
ネット上で、こうした表現を使うのは、とにかく大げさにしないと見てくれないから…といった理由だろう。
自分からすると、こうした見出しのときは、かえって「大したことない」と確信できるから、本文は“絶対に”見ないようにしている。
大事なのは“絶対に”見ないことで、思わず内容を“確認”してしまうと、提供者の思惑にハマってしまうことになるから気をつけないといけない。
見ない人が増えれば、こうした見出しも減るかと思うのだけど、減るどころか増えてる気がするのは、逆に見てしまう人が多いから…なのかもしれない。