[社会の窓]売り方次第、見せ方次第
池袋に「梟書茶房(ふくろうしょさぼう)」というお店があるとおじゃこから聞き、どんな感じのところか、ちょっとだけ覗いてみた。
店名の通り、書房+茶房ということで、書店とカフェが融合した店だ。
オープンは2年前のようだから、落ち着いているものと思ったら、入口には行列ができている。
店の前にある書棚に並んでいる本は、すべて包装され、タイトルや表紙が非公開になっている。
それぞれには本の紹介文が書かれてはいるが、買って開封するまでタイトルはわからない…という仕組みだ。
これは、ちょっと前に話題になった「文庫X」にも似ているが、カフェと融合したところが面白い。
本とコーヒーのセットというのもある。
なるほどね…本が売れなくなて久しいが、売り方次第、見せ方次第なんだな…とあらためて思う。