5613 ◯◯号外
駅前で「〇〇号外をお配りしています」という声が聞こえた。
号外という言葉の前の方がよく聞こえなかったが、たしかに号外と言っている。
号外なのに、それほど受け取る人がいないのが気になったが、手に取ってみたら…
広告号外
とあった。号外って言ったって、これは広告じゃないか。
これは勝手な思い込みかもしれないけど、”号外”というのは、定期刊行物とは別のタイミングで発行するものというだけでなく、そうせざるを得ないくらい、重要であったり早く伝えるべき内容があるということだと思う。
だから、”号外”という表現を広告に使うというのは、受け取る側のそうした意識を”利用”した、新聞社のエゴなのではないかと思ってしまう。
こうしたことがどんどん許容されると、どこまでが広告でどこまでが記事なのか…ということも曖昧になってしまう気がする。