[社会の窓]もったいない…
湯西川温泉に向かう途中で、湯西川温泉の道の駅に立ち寄った。
この道の駅は、野岩鉄道湯西川温泉駅とつながっていて、ちょうどそのとき、浅草に向かう特急列車を見ることができた。
これは乗ったことのない車両だし、新宿や池袋から鬼怒川温泉駅までの特急を運行しているので、 ここまで鉄道が通ってるのなら、趣味的にも、ぜひ鉄道を使いたいとは思っていたが、早々に断念せざるをえなかった。
趣味的にはいいのだけど、移動するという目的では、かなり時間の掛かるダイヤなのだ。
たとえば、新宿を13時01分に出発する「きぬがわ5号」は、鬼怒川温泉駅着が15時07分。
そのわずか10分前の14時57分に湯西川温泉や会津高原尾瀬口、さらには、会津若松に接続する普通列車が出発してしまう。
なんという接続の悪さ。
もしこれがうまく接続できれば、2時間半で新宿から来られるのに、鬼怒川温泉駅で実際には45分も待つことになる。
その前の、「スペーシアきぬがわ3号」(新宿10時31分発)も、鬼怒川温泉駅以北の接続は、あまり考慮していないようで、浅草からの後続の特急を26分も待たなければならない。
せっかく、いろいろな条件が整っているのに「もったいない」の一言に尽きる。