3805 500万円の衝撃
ソフトバンクモバイルで、Facebookページ1周年記念ということで、「ケータイ代一生分無料キャンペーン」なるものを実施しているらしい。
ケータイ代一生分?
いくらになるんだろう?とにわかには想像できなかったが、なんと…
5,188,000円!
まず思ったのは、ほんとにこんなにもなってしまうんだろうか?ということだった。
この金額の内訳については、公式サイトで紹介されている。
「ケータイ代一生分」の内訳
ホワイトプラン ‐‐‐‐ 980円/月
S!ベーシックパック ‐‐‐‐ 315円/月
パケットし放題フラットfor 4G LTE ‐‐‐‐ 5,460円/月
上記の合算 6,755円/月×12ヶ月(1年分)×64年
(平均寿命を84歳と想定し、契約者本人になれる20歳からの期間)
なるほど…これなら無理のない、あり得る計算だ。
ちょっと気になったのは、これに当選すると、「ソフトバンクから一生請求されない」…というわけではなく、この金額相当分の商品券がプレゼントされることになるということだった。
となると、キャンペーンに当選したくせに、他の電話会社に移ってしまうということもできなくはないんだなぁ…と思ったのだが、気にしないでおこう。。
それにしても、この500万円という金額に、ちょっとした衝撃を受けたのは、これをプレゼントするというソフトバンク太っ腹さではなく、自分も含めて、携帯電話を持つすべての人たちが、これくらいの金額を実際に支払うのだという事実だ。
ひとりの人間にとって、500万円は、かなりの大金だ。
かなりの長期間にわたって分割するからこその金額ではあるけど、あまりに当然のように、支払っているこのお金は、考えてみれば、携帯電話が登場する前には、支払うことのなかったお金でもある。
ただ単純に、「500万円プレゼント」だったら、そのインパクトだけで終わったはずが、携帯電話料金と組み合わせるで、各自の毎月の支払料金をシビアに考えるきっかけにつながる気もする。
このキャンペーンは、注目を集める意味では成功に違いないと思うが、痛し痒しの面もありそうだ。