[社会の窓]古墳時代

社会の窓

たまたま図書館で見掛けた「東京の古墳を歩く」という本を読んだ

東京にも多数の古墳があるそうだが、一千数百年前のものが、形を崩しながらも残っているというのは、すごいことだと思う。

その本によれば、全国に約20万基の古墳があるそうだ。

一千数百年前、当然ながら、大した通信手段も交通手段もなく、日本という国自体も成立していない、そんな時代、前方後円墳という形が日本中を席巻し、まさにブームと呼ばれるような時代があったのだ。

そして古墳とともに埋葬された埴輪も、独自の進化を遂げながらも、全国に広がっていく。

一千数百年前の古墳時代は、どんな様子だったのだろう。

逆に、一千数百年前には、その後こんな国になるなんて、誰も想像しなかっただろう。

詳しいことは、全然わからないけど、なんだか、想像するのは楽しい。

写真は、今年6月に見学に行った明治大学博物館で撮らせてもらったもの。

この博物館は、ギロチンなどの刑具の展示は有名だが、考古部門も充実している。

Posted by ろん