3266 両国に向かう往復のできごと
江戸東京博物館に向かうため、中央線各駅停車に乗る。
お茶の水付近…このあたりの“渓谷”は、とても人間の手で掘ったとは思えない自然な景色。とても緑が多い。
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御茶ノ水駅を出ると勾配を駆け上がって、秋葉原駅へ。そのまま、高架橋を走り、隅田川を渡る。
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左手に、国技館と立派な造りをした駅舎が見えてくると、両国駅に到着する。
かつて、房総方面の始発駅だったころの名残があちこちに残されている。
現在は使われていない、行き止まり(端頭式)ホームのそのひとつ。
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駅のなかは、やはり相撲の“聖地”だけある独特な雰囲気。
外国の人が来たら、きっと喜ぶだろうな。
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相撲とか江戸を感じさせるようなものが、いろいろある。
まだ9時半前なので、あたりは閑散としていたけど。
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江戸東京博物館に向かう途中に、駐輪場があった。
さすが、相撲の聖地だけに…
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横綱…ではなく、横網(よこあみ)。ここの地名だ。どうしても、読み間違えたくなる。
江戸東京博物館で、五百羅漢展を見学。
見終わってからは秋葉原に立ち寄った。その帰り、駅で電車を待っていると、見知らぬおじいさんが、僕の座っていたベンチの横から、語りかけてきた。
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ビニルの小袋からなにやら銀色に光る小さな板状のものを見せてくれた。
話によれば、お客さんの依頼に基づいて、ステンレスの加工をしているお仕事をされているという。
かなりのご高齢と見えて、うまく会話が成り立たなかったが、自らの仕事に対する自信のようなものは感じられた。
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