1850 県庁の星

定点観察

すっかり更新しそびれていたが、映画「県庁の星」を見てきた。

県庁に勤めるエリート公務員と派遣先のスーパーに勤めるパート従業員が、対立しながら閉鎖寸前のスーパーを建て直すという話。

内容が内容なだけに、はらはらドキドキといった盛り上がるシーンというものに欠けてしまうのは仕方がないのかな。そういうことからか、映画館は満員御礼という感じではなく、残念ながら空席も目立った。取っ付きにくさというのもあったかもしれない。

もちろん決してつまらない話ではないし、逆境に立ち向かう主人公野村(織田裕二)の心情の変化を追っていくのは面白い。あと久しぶりに織田裕二を見たいという人にとっても楽しめたのではないかと思う。

ネタバレにならないよう詳細は避けるが、もうちょっとオチみたいなものがあってもよかったかなというのと、この話の実は一番の曲者が県知事(酒井和歌子)だったんじゃないかことが印象的だった。

Posted by ろん