1689 哀しみの効用って?
最近ずっと重めの話を引っ張っちゃってますけど、こうした考え方って、芋づる式にいろいろ思い出してしまうので、どうかご勘弁ください。
そもそも、哀しみって、なんのために必要なんだろう?
大切な物や人を失ったときの哀しみ、好きだった人に振られたときの哀しみ、自分の力ではどうしようもない問題に直面したときのどうしようもない哀しみ…人によっては、あまり表情に出ない人もいるけれど、哀しみが表情に表れる理由ってなんだろうか?
人の感情は「喜怒哀楽」の四文字で表現されるけれど、このうち「怒り」について言えば「私は怒ってますよ」という表情で、相手に対する威嚇という点でも意味がありそうな気がするし、「喜び」や「楽しみ」は表現することで周囲の人たちとも共有して一体感を高めて、精神的にプラスの効用があるような気がするのだけど、「哀しみ」にはそうした効用がどうしても見出せない。
よくわからないけど人は哀しみという感情を表現できる機能を持ってしまっているというのは事実だ。はて、どうしたものだろうか?
哀しみを人はどのように生かしていけばいいのだろうか?
哀しみの効用ってなんだろうか?