1523 入れ替え

定点観察

土俵入りするダミー

    [] 859 入れ替え

     同じ課のパンダさんが「りんご」と「みかん」というべきところ、「みんご」と「りかん」と言い間違えたというケースがあったと教えてくれた。考えてみると示唆に富む事例である。人は「りんご」という単語で記憶しているのに、あとに控える「みかん」という単語によって、発音が影響されてしまうのだ。
     そういえば自分にも似たようなケースがあったのを思い出した。
     会社の一年後輩と会話をしていた。その途中、ふいに…

    「もそもそ…」

     えっ?、なにそれ…と思ったら「すいません、言い間違えました。そもそも…

     …

     そんな言い間違えってあるのか? と思えたが、ふざけてそういうことを言うような男ではないので、実際に彼の頭の中で、文字が入れ替わって発音されたのだろう。まるでワープロの打ち間違いのような発言に、ものすごくおかしかった一方で、不思議さも感じもしたものだ。

     先日のこと。たとえ話の中で…

    「人のフンドシで相撲を取る」

     という話になった。 おいおい、人のフンドシで相撲かよ?? ちょっときたない感じがするし、イメージしているのとちょっと違う。そうじゃなくて…

    「人の土俵でフンドシを取る」

     …では? 人の土俵でフンドシを奪ってはまずかろう。そもそも見るに耐えない話だな…と。本当にイメージしている言葉をなかなか思い出せなかった。結局わかったのは…

    「人の土俵で相撲を取る」

    だった。そうだこれが言いたかったんだ。フンドシという言葉が、記憶を思い起こす邪魔をしてるものとばかり思っていたが、あとで調べてみたら、「他人のフンドシで相撲を取る」ということわざはちゃんと存在するんですね。知りませんでした。

    ◆4/27 7924歩 / 昼間恐ろしいくらいの眠気に襲われました…

    Posted by ろん