1349 現実を知るために

定点観察

お通夜やお葬式には、いろいろな意味があるんだろうな…と思いつつも、よくわからない作業やしきたりがたくさんある。悲しみが波のようにやってくる状況で、枕飾りを用意するとか、ろうそくや線香の火を絶やさないように注意するとか、家族でお棺に収めてふたをするとか…一連の作業をしていく中で「お別れ」を否応なしに体感していくためなのだろうね…なんていう話をおじゃことした。火葬前お棺に釘を打ったり、火葬後に骨を拾う作業なんて、これほど強烈に現実を突きつけられることはない。
(2004.10.19)

Posted by ろん