845 微妙な感覚

定点観察

この仕事に異動になってから、外出する機会はめっきり減ってしまっていることは、以前も言ったか。今日は珍しく新宿へ出かけてきた。都営新宿線新宿駅から地上に出て、目的地まで歩いたのだが、さすが新宿、ものすごい多くの人たちで、賑わう。いったいこの人たちはどこから来てどこに行くのか・・・?自分たちもそういった人たちの一人に過ぎないのだけれど。◆ちょっと歩いただけでも、なんだか疲れた。目的地までの間に話題になったのは、「新宿はなんか空気が違うね」ということだった。すれ違う人たちの服装や会話はもちろん、歩くスピードなども、明らかに会社の近所とか自宅の近所とかと違うと感じた。当たり前と言えば、当たり前なのだけど。例えば、見知らぬ者同士で「すれ違う」という行動で言えば、「このあたりで避けるだろう」というような、微妙な感覚がなんとなく違う・・・とか、前を歩く人を追い抜かして歩くという何気ない行動でも、その相手とどれくらいの間をあけて抜かせばいいかという感覚なども、日常のそれとは違う気がした。よーく調べてみれば、池袋や上野、東京といったそれぞれの街でも、違っていると思う。調べようにも、数値化できそうにないから、難しいけど。

Posted by ろん