622 住民基本台帳ネットワーク

定点観察

住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に関する問題は、日を追うごとに大きくなってきた。そして、今日、横浜市は住基ネットに参加するものの自分の情報をネットに流すかどうかは、一人一人の判断に任せるという方法を取ると表明。「リスクを負ってでも便利さを享受したい人だけが参加すればよい」と言う横浜市の選択は、実に明快だった。「絶対にセキュリティは守られる」とする国の主張はあまりにむなしく響く。きっと情報は流出することだろう。そしてそれは個人の犯罪として処理されることになる。あぁオチが見える。試しに、国民全体の個人情報がすべて流出してしまってみたらいい。それでも国はいつもの通り・・・「大変遺憾なこと。再発防止に努めたい。」と言うだろう。既に、国民全体の個人情報が流れてしまったというのに・・・。一度流出してしまえば、謝っても、もう遅い。

Posted by ろん