464 展示会

定点観察

昨日、東京の新宿パークタワーOZONEで開かれていた、「ユニバーサルデザイン展2002」と「イタリアと日本若手デザイナーによる「分別ゴミ箱」の共演展」を見てきた。◆、「ユニバーサルデザイン展2002」は、1400人アンケートに基づいて、暮らしの中で困ったことや不満に感じていることを、企業や組織がどのような取り組みで解決しようとしているのかを紹介。例えば、トイレのサインが紛らわしいとか、レバー式の蛇口の操作方法がまちまち(レバーを上げたら出るのか、下げたら出るのか?)、エレベータのボタンで困ったことがあるといった具体的な問題と具体的な解決策を展示してある。ここに挙げた例はいずれもメーカーの枠を越えて統一されているため、今後迷うことはないという。◆「イタリアと日本若手デザイナーによる「分別ゴミ箱」の共演展」は、タイトル通り、さまざまな分別ゴミ箱の新しいカタチを提案している。どれも興味深い展示ではあったし、おじゃこがテレビ東京からの取材も受けたりと、会場はかなり狭いながら、意欲的な感は受けたのだけど、残念だったのが、展示品の全てが「お手を触れないでください」という注意書き。これらが展示品ではなくて”作品”であるということは、わからないでもないけど、デザインの対象が、「分別ゴミ箱」である以上、”使える”ものではなくてはならず、興味も半減してしまう気がした。◆エリンギ通信/いよいよなにやら発生してきた。それにしてもこれがエリンギなんだか区別が付かない。巨大なカビにも見える。

Posted by ろん