365 社内向けメール(旧二番搾り)

定点観察

 小泉八雲(1850年)、ヘレン・ケラー(1880年)、横尾忠則(1936年)、渡辺真理(1967年)のみなさんが、今日お誕生日を迎えます。おめでとうございます。
 あっ、ヘレンケラー・・・伝記ではおなじみの方です。知らない人はまずいないでしょう。幼い時に病気のために、視覚と聴覚をいっぺんに失い、話すこともできなくなってしまったあの人です。その後、家庭教師サリヴァンとの出会いによって、その3つの困難を克服し、世界的に有名な詩人、作家、演説家となりました。世界中の障害者にとっても、大きな勇気と励ましを与えたことは、あまりにも有名です。どんなに困難であっても、挫けたり、投げ出してはいけないんだと・・・
 ヘレン・ケラーの言葉です。

 「私は、自分の障害を神に感謝しています。私が自分を見出し、生涯の仕事、そして神を見つけることができたのも、この障害を通してだったからです。」

 物の見方を変えることでここまで前向きに考えられるものでしょうか?

 ”ユニバーサルデザイン”とか”バリアフリー”といった言葉が自然に使われるようになってきました。
公共施設や駅などに、エレベータや車椅子対応エスカレータの設置など、ハード面においては、近年どんどん対応してきた感はありますが、しかしソフト面・・・つまり、人々の心の対応はまだまだ・・・かも知れません。(例えば、点字ブロックの上に自転車を置いたりなんかしてませんか?)

Posted by ろん