2962 東京都写真美術館

恵比寿にある、東京都写真美術館(公式サイト)に行ってきた。

今回、ぐるっとパス2010で、追加料金なしに見学できるのは、侍と私-ポートレートが語る初期写真-Web魚拓というものだった。

写真がこの世に登場したころは、肖像画の延長線上にある感じだったようだ。その証拠に、初期の写真はまるで絵に描かれているような姿で写っている。もともと、西洋ではごく一部の人に限られていた肖像画が、写真の出現で、比較的簡単に手に入れることができるようになっていく。

日本人による撮影で最も古いとされている、薩摩藩主島津斉彬の写真をはじめ、我が国の歴史を語る上で欠くことのできない著名人の写真が数多く展示されていた。同じころに撮影された海外における肖像写真なども、多数展示されいた。

初期の写真なんて、ほとんど見る機会はないので、興味深く見学できたが、解説が写真に写る人たちの生い立ちや活躍などが書かれているばかり。岩倉具視とか勝海舟の活躍は、ここで写真を見ずとも知ることができるわけで、展示されいる撮られた写真に直接関わる情報をもっと知りたかった。期待していただけに、ちょっと拍子抜け。

でも、こうして当時の本物の写真を前にすると、時空を越え、彼らとつながっているというかとても身近に感じられたというのは、大きな収穫だった。

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