8110 さよならけりぃ

2年1ヶ月以上という寿命は、歴代のハムスターの中でも長いほうだった。
けりぃについてもっとも印象的だったのは、本当に手のかからない子だったことだ。かつて口元の傷で一度通院したきり、それ以来はずっと元気に過ごしてくれた。
そんなけりぃの異変を初めて実感したのは、先月のことだ。お尻からの出血があり、少し体力が落ちたように見えた。
体重も一気に10gほど減り、ひどく心配したが、こちらの不安をよそに食欲は旺盛で、ケージの中を元気に歩き回っていた。
ハムスターのような小動物は体調の悪さを表に出さないというが、けりぃは特にその傾向が強かったのかもしれない。
今朝、いつもならケージを歩き回ったりチップを集めたりしているはずの時間に、けりぃはうずくまったままだった。
昼ごろ、おじゃこから「ぐったりしている」と連絡があり、夜に帰宅したときには、もう自力で動ける状態ではなくなっていた。

ときおり、足をばたつかせたり伸ばしたり、痙攣のような動きを見せ、苦しそうな様子になることもあった。口や足を動かして何かを訴えようとしているかのような姿を見るのは、本当につらかった。
そして23時過ぎ、けりぃはゆっくりと息を引き取った。
翌日が休みという、こちらの仕事に差し支えないタイミングを選んでくれたかのようだった。
けりぃと過ごした2年間は、本当に楽しかった。
いままで、ありがとう。
うちに来てから毎日続いていた体重測定もおしまい。

うちにやって来た翌日の2024年1月1日の体重が46g、そして今朝の体重は135g。
とても健康的な推移をしてきた感じがする。