8071 MOTお正月開館

博物館・展覧会,芸術・デザイン

正月の1月2日と3日は、東京都立現代美術館のMOTコレクション展(収蔵品展)が無料というのを、おじゃこが見つけたので行ってきた。

特に印象に残った作品をいくつか取り上げてみる。

かなり久しぶりの東京都現代美術館
かなり久しぶりの東京都現代美術館
お正月は無料!
お正月は無料!
松井えり菜《ムーンライトパーティー》
松井えり菜《ムーンライトパーティー》

松井えり菜《ムーンライトパーティー》
展示室の入口にラミネートされた作者本人による解説が置かれていて、それぞれの作品について詳しく知ることができるようになっていた。
やたらと、ウーパールーパーが描かれてるなと思ったら、作者が、子供の頃から、ウーパールーパーに似ていると言われてきたそうで、そのために“自画像”として描いてきたのだそう。

松井えり菜《イミテーションサパー》
松井えり菜《イミテーションサパー》

松井えり菜《イミテーションサパー》
5歳の息子が遊んだおもちゃを片付けているとき、何気なく目に入ったテーブルの上に散乱していた、ままごとのおもちゃが、レオナルド・ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》の机に似てると思ったところから作られた作品らしい。モチーフは身近に溢れているのだ。ちゃんと真ん中に、本人と思われる、ウーパールーパーがいる。

豊嶋康子《折り紙》
豊嶋康子《折り紙》

豊嶋康子《折り紙》
いったん折った折り紙を元の正方形に戻し、折り目のついた状態でスキャンして、同じサイズに出力する。過去の折り目が、その紙の履歴として残る…という作品。なるほど、この発想はなにか別のものにも応用ができそうな気がしてくる。

池内晶子
《Knotted Thread – sakura-pink -81knots -north-northeast – south-southwest -catenary -h.645cm》
(結はれた糸、桜色、81の結び目、北北東一南南西、懸垂線、高さ645cm)池内晶子
《Knotted Thread -red-ф 4cm-ф 800cm》
(結ばれた糸、赤、直径4cm一直径800cm )

池内晶子《Knotted Thread - sakura-pink -81knots -north-northeast - south-southwest -catenary -h.645cm》
池内晶子《Knotted Thread – sakura-pink -81knots -north-northeast – south-southwest -catenary -h.645cm》
池内晶子《Knotted Thread -red-ф 4cm-ф 800cm》
池内晶子《Knotted Thread -red-ф 4cm-ф 800cm》
展示室に入ったとき作品がどこにあるのかわからなかった。目を凝らしてよく見るとなにかがある。見る方向を変えてようやくその存在がわかったという感じだった。
天井から吊るされた極細の絹糸を使った繊細なインスタレーションだ。これらが木の遠くなるような手作業によるものだと思うと、圧倒される思いがする。
TCAA受賞記念展「湿地」
TCAA受賞記念展「湿地」

別の展示室では、中堅アーティストを長期的に支援する現代美術賞を受賞した作品展が開催されていた。
受賞者の梅田哲也と呉夏枝のふたりが、同じ展示室を共有して、立体的に作品が展示されている。
特に興味深かったのが、開館以来ほとんど使われていなかった天窓から外光を取り入れているところだった。
それを間近に見られるようにしているところも作品のひとつとなっていた。

Posted by ろん