8064 こども園児の将来の夢を分析

社会・政治・事件

分析してみた
分析してみた

工事現場に、こども園の園児(年長組)の将来の夢が、2019年から毎年追加されていて、いまでは過去7年分を見ることができる。

ふと、ここからなにか読み取れることはないだろうか?と思って、ChatGPTに手伝ってもらいながら、調べてみた。

まずは分類やってもらった。

コメントは、分類ごとのChatGPTによるものだ。

A. ヒーロー・キャラクター系
• プリキュア
• アンパンマン
• ウルトラマン
• 仮面ライダー
• スーパーヒーロー
• ポケモン(そのもの)
 → 低年齢性・空想性の指標

B. 現実の職業(安定・社会)
• 警察官
• 消防士
• 医者
• 先生
• 保育士
• 看護師
 → 社会的ロールモデルの反映

C. ものづくり・技術系
• ゲームをつくる人
• ユーチューバー
• ロボットをつくる
• プログラマー
• クリエイター
 → 時代性が最も出やすい

D. 芸能・表現・スポーツ
• アイドル
• ダンサー
• 歌手
• サッカー選手
• ピアニスト
 → メディア影響・流行の反映

E. ケア・やさしさ系
• お医者さん(動物含む)
• お花屋さん
• ペットショップ
• 「やさしい○○」
 → 家庭・園の価値観が反映

F. その他・抽象・ユニーク
• せかいせいふく
• なんでもできるひと
• ○○をがんばる
 → 言語発達・想像力の指標

年別「なりたいもの」カテゴリ件数一覧
A キャラクター B 現実の職業 C IT・制作 D 表現・スポーツ E ケア・サービス F 抽象・その他 合計
2019 6 5 1 2 4 1 19
2020 4 4 2 3 2 2 17
2021 4 4 2 3 3 2 18
2022 3 3 3 3 3 2 17
2023 3 4 3 3 3 0 19
2024 2 4 1 2 4 1 14
2025 4 3 2 2 3 1 15

これらが年によってどう変化したかを見てみる。

まず警察官・消防士・先生・ケーキ屋さんなど、社会的に馴染みのある職業(わかりやすい職業)、プリキュアやポケモンといったキャラクターも、多少の増減はあるものの、継続して選ばれている。

特にプリキュアが多そうだったので、ChatGPTにキャラクターの出現数をカウントしてもらった。

すると、やはりプリキュアは7年連続して選ばれていて、他のキャラクターと比べても群を抜いて人気があることがわかる。

• プリキュア:2019〜2025(7年連続)
• アンパンマン:2019・2025(2年)
• ポケモン:2019・2025(2年)
• ウルトラマン:2019・2020・2022(3年)
• 仮面ライダー:2019・2022(2年)
• スパイダーマン:2023(1年)
• カービィ:2023(1年)
• プリンセス:2020・2024(2年)

変化が感じられる
変化が感じられる

全体と通しての傾向として、少なくとも数年程度という期間においては、子どもたちにとって、安心して思い描ける将来像(これはつまり”わかりやすさ”)の枠組み自体は、大きくは変化していない可能性がうかがえる。

気になっていたのは、「ユーチューバー」になりたい子どもたちはどれくらいいるのかということだったが、出現は一部の年のみで、意外と少なく年ごとの増減はない。

一方で、「ゲームをつくる人」「ロボットをつくる人」など、具体的な何かを”作る”ことを示す表現は、複数年にわたって見受けられ、”作る”ことに対する関心に偏りは無さそうに見える。

そして、最近の傾向としては、「やさしい○○になりたい」「たすけたい」といった職業に、自分の思いを添える表現が増えている。

これは、自分のありたい姿を、より具体的なイメージとして持っていることの表れなのかとも思う。

わずか数年という期間であっても、子どもたちの傾向がなんとなく垣間見えるのは、とても興味深い考察であった。

Posted by ろん