8029 記念塗装車なのに
東武東上線の全線開通100周年を記念して、100年前の客車の色である「ぶどう色1号」に塗装変更された8000系がある。
今年7月から営業運転が開始されたそうだが、この編成は、池袋方面までは来ないので、必然的にわざわざ見に行かないといけないところを走っている。
いろいろ調べたところ、午前中の小川町駅までいかないと見られないということがわかったので、足を伸ばして行ってみた。
山が近づき、焚き火の煙が見えてくると、ずいぶん遠くまで来たと実感する。
到着したホームには、8000系の標準塗装車がとまっていた。
この列車が寄居に向けて出発し、しばらくすると小川町駅止まりの列車が到着。
今度はツートンカラーの特別塗装車だ。
お目当てのぶどう色の特別塗装車は、別のホームにとまっていた。
見慣れない色の車両はとても存在感がある。

8000系の4両編成は、坂戸と越生を結ぶ越生線でも走っているので、本来はこの編成も越生線で走れるはずなのだが、そういった運用に入れない事情があるという”噂”がある。
塗装された色が濃すぎて、ホーム上のセンサーに異常反応してしまうというのだ。
ということで、せっかくの記念塗装車でも、朝の限られた時間だけという、なんとももったいない運用に就くことになったらしい。
これはこれで、希少価値が高まりそうではあるが、ちょっと気の毒にも感じる。
車内は8000系が登場した当時を復刻するようにシートが当時の色になっていて、懐かしかった。





