7889 展覧会「鳥々 藤本能道の色絵磁器」
菊池寛実記念智美術館で開催中の「鳥々 藤本能道の色絵磁器」を鑑賞。
こちらへやって来たのはかなり久しぶり。

ちなみに、ときどき行ってた大倉集古館は目と鼻の先だ。
今回の展覧会の”主役”藤本能道(ふじもとよしみち)は、かなり写実的な色絵磁器を追究し、人間国宝に認定されている人物。
この美術館ともかなり縁が深いそうだ。
絵具や釉薬、描法の研究や開発を行って、立体感のある色絵表現を生み出している。
その成果が、今回展示されている鳥たちだ。
いずれも、とてもリアルに描けているが、どうしても”焼き物”の限界はある。
その限界ギリギリまで、研究を重ねてきたようだ。
それだけに、他ではなかなか見られない磁器ばかり。
カワセミのような、見るからに美しい鳥ばかりでなく、うずらやカラスなども描かれている。
途中に彼の言葉が紹介されていた。
勢い(いきおい)にのりすぎると書すぎる。
控え目に品よくと思えば
つまらなさが目につく。
写実にすぎれば曲がなく
文様にすぎれば力がない。
白磁が美しく焼きあがれば
美しいだけに上絵はのせにくい。
これってなんだかとても良くわかる気がした。
ギリギリまで欲をかいてしまうのだ。







