6115 区界駅
駅舎が建て替えられるというニュースは、なんとなくチェックしてしまう。
これが、それがふだん利用している身近なところだったり、よく知っているところであれば気にするけど、そうでなければ、ふと流してしまう話題だ。
昨日見かけたのは、JR東日本山田線区界駅が新駅舎になるというニュース。
この駅には覚えがあった。
以前三陸地方を縦断したときの帰り。
列車の交換待ちのときに、ホームに降りたことがあるのだ。


当時から知ってたかどうかは忘れたが、一日の乗降客数の平均はなんと1人という、 JR東日本の乗降客数が最も少ない有人駅で、どんなところだろうと、ふとホームに降りてみたのだ。
もう夜だったから、周囲はまったく何も見えず、ただ降りたというだけだったという思い出。

その駅が、駅舎の建て替えをするという。
ニュースを見ると、なんと建築面積7平米という超小型の新駅舎になるという。
こんな駅舎で有人駅…ってことはさすがにないだろうと思ったら、僕が行ったあと、無人化してしまったようだ。
こんなサイズでも「区界の自然をうつす駅舎」というコンセプトがあるのだそうで、新駅舎イメージには、これだけで1日の乗降客数平均をはるかに超える人の姿があった。
でも、これだけ見てもとても駅舎には見えないよなぁ…。
またこういうところを旅してみたい。