[社会の窓]消えた信号機
昨日、所用があって川越に向かった。
例によって、最前部で景色を眺めていたら、これまでとは、ほんのちょっとだけ違った光景だったことに気がついた。
信号機が消灯していたのだ。
いま、東武東上線の池袋から小川町間には、信号機はなくなっている。
正確に言えば、信号の方式を自動列車停止(ATS)から、自動列車制御(ATC)へ変更され、これまで線路脇にあった信号機が、運転席に車内に表示されるようになっている。
信号システムは、しっかりと進化しているのは、間違いない。
けれど、安全の要であり、象徴みたいだった信号機が、こうしてなくなってしまって、放置されている?のか、だいぶ錆び付いている様子を見ると、ちょっと不安ような、寂しいような気もした。