4345 キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展

博物館・展覧会, 芸術・デザイン

今日は、渋谷のBunkamuraで開催されている「キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』」展へ行ってきた。

Bunkamuraへ「キャプテンクックバンクス花譜集」展

『バンクス花譜集』は、ジョゼフ・バンクス(1743-1820)がジェームズ・クック(1728-79)の第一回太平洋航海に同行して収集した植物標本と、現地で画家に描かせたドローイングをもとに制作された全743枚からなる豪華植物図譜である。

実は…

もともと、この企画展に行くことになったのは、ポタニカルアート好きなおじゃこの発案だったし、不勉強で、ジェームズ・クック…つまり、キャプテンクックがいったいどんな人物なのか?すら、さっぱり知らなかった。

「キャプテンクックバンクス花譜集」展…当然ながら撮影不可なので…太平洋を横断しニュージーランドの詳細な地図を作製し、オーストラリア大陸にヨーロッパ人として初めて上陸した人物として知られているようだ。

「バンクス花譜集」の全743点のうち、約120点の厳選された美しい銅版画を中心に、クックとともに旅をした、エンデヴァー号の模型や船内の様子、訪れた太平洋地域の装飾品などの民俗資料などが紹介されている。

繊細なポタニカルアートは、写真のない時代、「こんな植物があるんだ!」と当時の人々をを驚かせるにはじゅうぶんだったと思う。

どれも、その植物の特徴が捉えられていて、むしろ写真よりわかりやすい。

ちなみに、このバンクス花譜集は、彼自身が多忙と資金が足りなくなる不運に見舞われ、彼が存命中に出版されることはなく、この世に送り出されたのは、航海から実に200年以上も経った1980年代だったというのだから、ずいぶん息の長い話だ。

そんな時を経ても、発見の驚きや興奮が、作品を通じて伝わってくるような気がする。

Posted by ろん